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埋葬用眼鏡の製造方法

申请号 JP2014076686 申请日 2014-04-03 公开(公告)号 JP2015197648A 公开(公告)日 2015-11-09
申请人 株式会社三城ホールディングス; 发明人 加山 雄治;
摘要 【課題】 レンズが生分解性プラスチックで形成され、荼毘に付したとき、有害ガスを発せず、装用したとき、レンズが通常の材料で形成されたレンズとほぼ同等な顔の雰囲気となるような埋葬用眼鏡を安価に製造することのできる埋葬用眼鏡の製造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明の埋葬用眼鏡の製造方法は、レンズに、視力矯正用の度が入っている埋葬用眼鏡の製造方法において、前記埋葬用眼鏡は故人が装着したまま火葬される眼鏡であり、前記眼鏡の全ての部品が、火葬温度で燃焼し、有害ガスを発生しない生分解性プラスチックから形成され、3Dプリンタを用いて製造することを特徴とする。 【選択図】 図4
权利要求

レンズに、視力矯正用の度が入っている埋葬用眼鏡の製造方法において、前記埋葬用眼鏡は故人が装着したまま火葬される眼鏡であり、前記眼鏡の全ての部品が、火葬温度で燃焼し、有害ガスを発生しない生分解性プラスチックから形成され、3Dプリンタを用いて製造することを特徴とする埋葬用眼鏡の製造方法。

前記レンズが、近視用であって、つぼくりレンズである請求項1の埋葬用眼鏡の製造方法。

前記つぼくりレンズが、マタヘイレンズまたはマタロウレンズである請求項2の埋葬用眼鏡。

前記生分解性プラスチックがポリ乳酸系生分解性樹脂である請求項1〜3のいずれかの埋葬用眼鏡の製造方法。

前記3Dプリンタがインクジェット粉末積層方式のものである請求項1〜4のいずれかの埋葬用眼鏡の製造方法。

用いる粉末が生分解性プラスチック粉末であり、接着剤が生分解性プラスチックエマルジョンである請求項5の埋葬用眼鏡の製造方法。

少なくともレンズとフレームを一体に形成する請求項1〜7のいずれかの埋葬用眼鏡の製造方法。

フレームを白濁状とする請求項1〜7いずれかの埋葬用眼鏡の製造方法。

前記接着剤として用いられる生分解性プラスチックエマルジョンを白濁した状態で用いて、フレームを白濁した状態とする請求項6の埋葬用眼鏡の製造方法。

说明书全文

本発明は、火葬される棺内に納められる埋葬用眼鏡の製造方法に関する。

火葬は焼骨を得ることを目的とし、そのため高温で長時間燃焼を継続することができない。例えば、1,200℃以上の高温燃焼が続くと遺体が完全に「灰」となって焼骨を残すことができなくなる。現在の火葬炉は主燃焼炉内の雰囲気温度を800〜900℃に設定し、主燃焼炉からの排ガスを再燃焼炉により800〜900℃で2次燃焼し、排ガスの有機物質を分解して無機化した排ガスを排気処理装置によって放出する。

ところが、このように高温で火葬を行えないので、火葬時にダイオキシンが発生する。特に副葬品として、塩素を含むプラスチック等を棺に入れて火葬すると副葬品が燃焼してダイオキシンが発生する。火葬は廃棄物焼却ではないので法規制の対象にはならないが、今後高齢化が進み、2036年に日本の死亡人口が約176万人とピークに達すると、火葬炉の設備が現状のままであるとするなら、ダイオキシンの発生量は3.2〜6.9グラムに達すると予想されている。この量は規制の進むごみ焼却場の排出量の約35%となる。

このため、例えば北海道ではダイオキシンの発生原因となるものを副葬品として棺に入れることを自粛するように呼びかけている。眼鏡はレンズ、フレームをはじめとするほぼ全体がプラスチックで形成されている場合が多く、自粛すべき副葬品の中に眼鏡があげられている。ところが、遺族は生前眼鏡を愛用していた場合には、副葬品として眼鏡を棺内に入れ、そのまま火葬することによって死後の世界でも眼鏡を使用できると信じ、眼鏡を副葬品として棺に入れることを強く望む。

このような問題を解決すべく、例えば特開平5−42185号公報や特開平10−33603号公報により、副葬品として木製の模型を作成し、その木製の模型を棺に入れて火葬することが開示されている。

上記従来の公報に記載されたものでは、模型を木製で作成するため、眼鏡をこのような木製の模型としても、レンズ部分が透明にならず、いくら模型であるとしても眼鏡を副葬したという気持ちを得ることが難しいという不具合がある。また、木製であるため、1品ずつ削り出す必要があり、作製に工数を要し値段が高くなるという不具合がある。

特開2003−180767号公報では、上記不具合のない副葬用眼鏡が提案された。この提案された副葬用眼鏡は、火葬される棺内に納められる副葬用眼鏡であって、燃焼によりダイオキシンを発生しない透明な樹脂で形成されている。

ダイオキシンを発生しない透明な樹脂で副葬用眼鏡を形成すれば、レンズ部分をこの樹脂で形成しても、外観が実際の眼鏡に近似し、遺族が違和感を覚えることはない。そして、上記樹脂は、乳酸系生分解性プラスチックを用いることができるとしている。

特開平5−42185号公報

特開平10−33603号公報

特開2003−180767号公報

前記特開2003−180767号公報では、埋葬用の眼鏡を射出成形により製造することができるとしているが、このような埋葬用の眼鏡はほぼカスタムメイドとならざるをえず、金型を多数種用意しなければならない射出成形によると、1つ1つが高価になってしまうという問題がある。

そこで本発明は、レンズが生分解性プラスチックで形成され、荼毘に付したとき、有害ガスを発せず、装用したとき、レンズが通常の材料で形成されたレンズとほぼ同等な顔の雰囲気となるような埋葬用眼鏡を安価に製造することのできる埋葬用眼鏡の製造方法を提供することを目的とするものである。

本発明の上記目的は、下記(1)〜(9)の構成の本発明に従う埋葬用眼鏡の製造方法により達成される。 (1) レンズに、視力矯正用の度が入っている埋葬用眼鏡の製造方法において、前記埋葬用眼鏡は故人が装着したまま火葬される眼鏡であり、前記眼鏡の全ての部品が、火葬温度で燃焼し、有害ガスを発生しない生分解性プラスチックから形成され、3Dプリンタを用いて製造することを特徴とする埋葬用眼鏡の製造方法。 (2) 前記レンズが、近視用であって、つぼくりレンズである前記(1)の埋葬用眼鏡の製造方法。 (3) 前記つぼくりレンズが、マタヘイレンズまたはマタロウレンズである前記(2)の埋葬用眼鏡。 (4) 前記生分解性プラスチックがポリ乳酸系生分解性樹脂である前記(1)〜(3)のいずれかの埋葬用眼鏡の製造方法。 (5) 前記3Dプリンタがインクジェット粉末積層方式のものである前記(1)〜(4)のいずれかの埋葬用眼鏡の製造方法。 (6) 用いる粉末が生分解性プラスチック粉末であり、接着剤が生分解性プラスチックエマルジョンである前記(5)の埋葬用眼鏡の製造方法。 (7) 少なくともレンズとフレームを一体に形成する前記(1)〜(6)のいずれかの埋葬用眼鏡の製造方法。 (8) フレームを白濁状とする前記(1)〜(7)のいずれかの埋葬用眼鏡の製造方法。 (9) 前記接着剤として用いられる生分解性プラスチックエマルジョンを白濁した状態で用いて、フレームを白濁した状態とする前記(6)の埋葬用眼鏡の製造方法。

本発明の埋葬用眼鏡の製造方法は、上記したように、3Dプリンタを使用して埋葬用眼鏡を製造しているので、射出成形の時のように金型を用意する必要がなく、低コストで一つ一つ製造することができる。また、本発明の製造方法で製造される埋葬用眼鏡は、全体が生分解性プラスチックで形成されているので、荼毘に付しても有害ガスが発生せず、更に、凹レンズがつぼくりレンズで形成されているので、故人が生前に装着していた眼鏡とほぼ同様の度のものとなるので、故人が装着して、顔に違和感がない。

本発明の実施の形態により製造される埋葬用眼鏡の一例を示す斜視図である。

図1に示したレンズの第1の形態を示す断面図である。

図1に示したレンズの第2の形態を示す断面図である。

図1に示した埋葬用眼鏡(フレームとレンズが一体)の3Dプリンタでの製造を説明する図である。

図1は、本発明の実施の形態による埋葬用眼鏡の製造方法で製造される埋葬用眼鏡10の一例を示す斜視図である。

この眼鏡10は、眼鏡フレーム12およびそれに装着された凹または凸のレンズ14を備えている。前記眼鏡フレーム12は、フロント部16、このフロント部16の両側に取り付けられたテンプル18,およびパッド20を備えている。前記レンズ14は、当然のことながら透明とし、前記眼鏡フレーム12は、白濁したものとすることが好ましい。

前記眼鏡10は、その全体の部品が、火葬温度で燃焼し、有害ガスを発生しない生分解性プラスチック、特にポリ乳酸系生分解性樹脂で形成されている。この生分解性プラスチックとしては、東レ社製のものを用いることができる。

前記レンズ14が凹レンズの場合は、図2に示したマタヘイまたは図3に示したマタロウにすることが好ましい。このようにすることにより、レンズにかなりまでの度を付与することができると共に、縁部を薄くすることができる。このように凹レンズを生分解性プラスチックで製造する場合は、生分解性プラスチックは、屈折率が低いので、実際と同じ度を出すためには、レンズ面をかなり小さな曲率としなければならず、レンズの縁が相当厚くなるが、図2に示したマタヘイまたは図3に示したマタロウにすれば、レンズの縁を薄くすることができる。

次に、図4を参照して、図1に示した埋葬用眼鏡10(眼鏡フレーム12のフロント部16とレンズ14が一体)の3Dプリンタ(インクジェット粉末積層方式)製造方法について説明する。

この方法において、粉末としては前記ポリ乳酸系生分解性樹脂を、接着剤としては、透明な生分解性プラスチックエマルジョン(レンズ用)と、気泡を入れる等して白濁した状態の生分解性プラスチックエマルジョン(フレーム用)を用いる。

まず、ステージ30上にローラ(図示せず)で一層分の粉末32を敷き詰め、その後、インクジェット34のヘッド36で、フレームのフロント部16には、白濁した状態の生分解性プラスチックエマルジョンを、レンズ14部には、透明な生分解性プラスチックエマルジョンを噴き付け、フロントとレンズの一層分を形成する。図4には、接着剤が噴き付けられていない部分の粉末を通常の白丸32aで、白濁した状態の生分解性プラスチックエマルジョンを噴き付けた部分の粉末を黒丸32bで、透明な生分解性プラスチックエマルジョンを噴き付けた部分の粉末を中に点を配置した白丸32cで示した。

一層目が終了した後、前記ステージ30を粉末一層分の高さだけ降下させ、上記を繰り返して、レンズが一体のフレームのフロントを製造する。他の部分は、別体で作って、後に取り付けても良い。

10 眼鏡 12 眼鏡フレーム 14 レンズ 16 フロント部 18 テンプル 20 パッド 30 ステージ 32 粉末 34 インクジェット 36 ヘッド