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The structure of the wooden tub

申请号 JP2002371106 申请日 2002-11-18 公开(公告)号 JP3660968B2 公开(公告)日 2005-06-15
申请人 鈴木 俊比呼; 发明人 末太郎 鈴木;
摘要
权利要求
  • 複数の縦長木片(1)で周壁(2)を筒状に形成する木製桶において、各木片(1)の長手方向当接端面(3)に上端を残して溝(4)を形成し、各木片(1)の溝(4)を合わせて両溝(4),(4)を連ねて連結部材(5)を下端側から挿入して筒状に連結することで桶の周壁(2)を構成してなる木製桶の構造。
  • 木片(1)に形成する溝(4)は上端部で徐々に浅くし、先端(6)をV字状(7)に切り込んだ連結部材(5)を合わせた木片(1)の両溝(4),(4)へ打ち込んでこの先端(6)を木片(1)の溝(4)底部へ食い込ませるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の木製桶の構造。
  • 各木片(1)の当接端面(3)片側或いは両側は、上下中間部を僅かに凹ませて上端と下端が密着するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の木製桶の構造。
  • 说明书全文

    【0001】
    【産業上の利用分野】
    本発明は、木製の容器で、特に鮨用桶やご飯桶に適するように外観を美しくした木製桶に関する。
    【0002】
    【従来の技術】
    木製の桶は、焚き立ちのご飯を入れると分を適当に吸い取って食べるまでに美味しい状態にすることが知られている。
    この木製桶は、例えば実開昭60−62429号公報に記載の如く、一般的には縦長の木片を筒状に囲み底板を取り付け、周囲を竹製や金属製のたがで締め付けた構造になっている。
    【0003】
    【発明が解決しようとする課題】
    従来の木製桶は保管していると周壁を構成する木片が乾燥してきて縮み、たがが外れたり周壁の各木片に隙間が出来たりしていた。
    本発明では、桶の周壁を締め付けているたがを無くして、見栄えが良く洗い易くて清潔に保てるようにすることを課題とする。
    【0004】
    【課題を解決するための手段】
    本発明では、複数の縦長木片1で周壁2を筒状に形成する木製桶において、各木片)の長手方向当接端面3に上端を残して溝4を形成し、各木片1の溝4を合わせて両溝4,4を連ねて連結部材5を下端側から挿入して筒状に連結することで桶の周壁2を構成して木製桶を構成した。
    【0005】
    また、木片1に形成する溝4は上端部で徐々に浅くし、先端6をV字状7に切り込んだ連結部材5を合わせた木片1の両溝4,4へ打ち込んでこの先端6を木片1の溝4底部へ食い込ませるようにした。
    さらに、各木片1の当接端面3片側或いは両側は、上下中間部を僅かに凹ませて上端と下端が密着するようにした。
    【0006】
    【発明の作用及び効果】
    前記の構成によれば、木製桶の周壁2を構成する木片1が連結部材5で一体的に組み合わされているので、従来のような周壁2を締め付けるたがが必要なく、外周面が滑らかになり見栄えがよく洗い易くなる。
    また、この木製桶を長く保管して周壁2の木片1が乾燥しても連結部材5が各木片1の隙間を埋めて貫通した穴が生じることがない。
    さらに、木片1に形成する溝4が桶の上端まで達していないので、通常の使用状態つまり上から見れば溝4と連結部材5が見えずあたかも木片1のみで構成されているようで、利用者に清潔感を与える。
    【0007】
    木片1に形成する溝4は上端部で徐々に浅くし、先端6をV字状7に切り込んだ連結部材5を合わせた木片1の両溝4,4へ打ち込んでこの先端6を木片1の溝4底部へ食い込ませるようにすることで、各木片1を強固に連結し外れ難くなる。
    【0008】
    また、各木片1の当接端面3片側或いは両側は、上下中間部を僅かに凹ませて上端と下端が密着するようにすることで、各木片1の上端が密着し例え乾燥しても桶の上端に隙間が生じることが無い。
    【0009】
    【実施例】
    次に、本発明の一実施例を示す図面を参照しながら説明する。
    図1は、全体の構造を示すもので、短冊状の木片1を筒状に合わせて底部には底板10を組み込んで桶を構成している。
    【0010】
    各木片1は、図では内外面を直線状にしているが僅かに弧状にして組み合わせると滑らかな円筒状になるようにすれば良い。 当接端面3は上下の中間部が僅かに凹むように形成し、この当接端面3に下側から上端手前まで溝4を形成している。 この溝4は、下端から一定の深さで抉り、上側の終端近くで徐々に浅くしている。
    【0011】
    図2は、連結部材5の第一実施例で、木片1よりも硬い木材、金属或いは硬質樹脂で平板状に形成し、先端6をV字状7に切り込んでいる。 この連結部材5を使う場合には木片1の溝へ接着剤を流し込んで各木片1を接着して連結する。
    【0012】
    図3は、連結部材5の第二実施例を示すもので、溝4に入り込む部分を徐々に拡げていてこの連結部材5を組み合わせた木片1の溝4,4へ打ち込むと接着剤が無くても連結できる。 この連結部材5の溝4底部に接する側には抜け止め用の逆突起11を形成している。
    【0013】
    図5は、組み立て状態を示すもので、木片1の内側下端近くに形成した横溝12へ底板10を打ち込んで、木片1の底側から溝4,4へ連結材5を打ち込んで連結して桶を組み立てる。
    【図面の簡単な説明】
    【図1】本発明による実施例の全体斜視図である。
    【図2】本発明による実施例の一部分第一実施例拡大斜視図である。
    【図3】本発明による実施例の一部分第二実施例拡大斜視図である。
    【図4】本発明による実施例の部分側面図である。
    【図5】本発明実施例の組み立て状態を示す斜視図である。
    【図6】本発明による実施例の一部底面図である。
    【符号の説明】
    1 木片2 周壁3 当接端面4 溝5 連結部材6 先端7 V字状部